さて、新型コロナの影響によって、思いのほか水商売は大ダメージを受けました。まず、緊急事態宣言が4月7日に発令されて、全国47都道府県まで拡大。現在は、緊急事態宣言は解除されているけれども、各店舗など自粛ムードは変わりません。
つまり、これから営業を続けられたとしても、今までの固定客が定着せず閑散ムードが継続しています。特に、水商売で働くキャストたちにとって、店舗の自粛やキャストの出勤調整。さらに、時給に関して大幅ダウン。
基本的に時給5000円くらい貰っていたキャストでも、3500円~4000円程度ダウンしたんじゃないでしょうか。さらに、コロナの影響によってお客の確保が難しくて指名に繋がらないなど。全体的に考えたとしても、キャバクラを続ける意味があるのか。そんな、思い悩んだ時期だったのではないでしょうか。
4月~11月の期間において店舗倒産した件
現状、新型コロナの影響により店舗は大ダメージを受けています。小さな店舗であれば、経営の資金がショートしてしまったり、キャストに給料を払えなくなったりなど。特に、経営に問題のある店舗は4月~11月の期間において、すでに倒産したという事なのでしょう。
つまり、現時点で店舗運営してお客さんが入っているお店は本物かも知れません。要するに、潰れそうな店舗はとっくに潰れてしまい、お店に豊富な資金がある店舗は、お店とキャストを守っている。
もう、完全に「二極化」が成立しています。要するに、今でも経営を継続している店舗は、これからどんな事があっても生き残るのではないでしょうか。そういう店舗で働くことが出来れば、キャスト側から考えれば安心となるでしょう。
コロナの影響は受けたけれども回復しつつある
現状、コロナの影響はダメージを受けたけど、既存の店舗は少しずつ回復しています。ただし、以前のような「高時給」を打ってくれる店舗は激減しました。良くも悪くも、それぞれ一律な時給をキャストに提供している店舗が多いです。
今まで、時給4000円のキャストであったり、時給7000円~時給12000円など。さらに、売り上げある子には、お店とキャストで折半する給料制度であったりなど。
今の状況からすれば、大きな「時給の格差」を設けることなく、一律時給は3500円~5000円など。そんなに、差額を広げることなく、再スタートするキャストにおいて、一律で運営する店舗が増えています。
働くキャストにとって問題なのは店舗選び
働くキャストにとってのお店選びは、まず「時給」と「給料体系」+「お店の環境」です。しかし、今まで「高時給」として待遇されたり、「保証期間の延長」など優遇されることは、どの店舗においても当分は難しいでしょう。
何故なら、新型コロナウィルス感染によって水商売の店舗は大ダメージを受けたからです。例えば、いままで、体入時給6000円。本入時給7000円「3か月~6か月保証」とか。
とにかく、容姿が綺麗で細くてかわいい。そして、ある程度のお客さんを持っていて、1か月間の間で店舗に連れてくることが出来る。それだけの条件さえ揃っていれば、好待遇することが出来ました。ただし、現在の状況は違います。
今後、お店選びの基準を考えたほうが良い
今後、今までのような「高時給」で待遇される時代ではなくなりました。恐らく、以前のような待遇でお店選びをすれば、条件が合わずに1件も見つからないかもしれません。
だって、現状の店舗は「固定客」のみならず「フリー客」でさえ少ない状態です。だから、キャストの立場からすれば、ある程度「店舗」との妥協点を見つけなければなりません。
なので、まず条件として「働きやすい環境」を優先して、「高時給」は後回しにする。そして、お客を掴むためには、SNSを活用すればよいでしょう。いまは、SNSの時代ですから、インスタのストーリーであったり、Tiktokであったり、ライブ配信「17ライブ、ポコチャ」など。
とにかく、自分発信で工夫次第ではお客さんを掴むことが出来ます。お店だけに頼るだけでなく、自分でSNSの規模を大きくしていけば良いです。そうすれば、店舗を移籍した時に「好条件・高時給」で迎えられることになるでしょう。
それが、現在の「時給の査定」である基準となっているのでしょう。
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