だいたい、銀座クラブのママが着物を着たりする。それは、昔の話かもしれませんが、イベント時とか着物を着たりしますよ。ちなみに、水商売で働く際には、服装や髪型、メイクに気を配る必要があります。
水商売にはスナック・クラブ・キャバクラなど様々な種類があり、その働くお店のジャンルによっても、ふさわしい服装があるのがポイントです。派手すぎたり露出が多すぎると、お店で浮いてしまうこともあります。
あくまでもお店の雰囲気を壊さない服装を心がけましょう。水商売の服装の中でも不動の人気なのが着物です。着物は凛々しく美しい日本の女性を演出することができます。水商売での着物の着こなしのポイントを解説します。
水商売での着物の着こなしのポイントは?着物の選び方も解説!
水商売で着物を着こなしている女性は、かっこいいと人気です。着物には格式があり、上から順に留袖・振袖・訪問着・付け下げ・小紋となります。一般的に水商売で着る着物は訪問着、または付け下げです。
訪問着とは、振袖よりも短い袖で「絵羽模様」であることが特徴になります。絵羽模様とは、着物の柄が広げた時に1枚につながる模様のことです。訪問着は結婚式や披露宴、パーティー、お見合いといった社交的なシーンで着用する着物になります。
これに対して付け下げは、着物の中でもおしゃれ着としての意味合いが強いものです。訪問着のように模様は繋がっておらず、未婚既婚に関係なく着用できます。
付け下げは、入学式や卒業式などの式典や同窓会、観劇といったシーン向きです。普段着ではなく、少しおめかしをして出かけるような場所に着ていく着物になります。
水商売ではフォーマルな場にも着ていくことがふさわしい訪問着か付け下げを着るのが最適です。例外的に特別なイベントの時には訪問着よりも格式の高い留袖や振袖を着る場合もあります。
基本をきちんと守った着こなしをしよう!
水商売で着物を着る時には、まずしっかりと基本を守りましょう。着崩したりアレンジすることは避けたほうが無難です。きちんと着こなしてこそ和装の良さを出すことできるので、帯や襟元がだらしなくならないように気をつけましょう。
着物はドレスには出せない気品や凛々しさを醸し出すことができる服装ですが、水商売においては地味になりすぎないことも重要です。基本通りに着こなすだけでは、ただ着物を着ているだけという状態になってしまいます。
上品でありながら華やかな着こなしを目指すのがベストです。華やかさを出すと言っても、派手な柄の着物を選ぶという訳ではありません。水商売ではシックな色合いの着物をチョイスする人が多いです。
年齢や顔つきによっては淡い色合いの着物が似合う人もいます。いずれの場合にも帯や髪型などで華やかをプラスすることがおすすめです。特に帯は体型とのバランスを見ながら太さを決めましょう。
太めの帯はウエストラインをほっそりと見せるので、体型のカバーにも役立ちます。着物がシックな場合には、印象的なデザインの帯や帯留めを使用すると良いアクセントになるので覚えておきましょう。
髪型も和装用のヘアセットにすることがポイント
また髪型も和装用のヘアセットにすることがポイントです。うなじが見えるようにアップスタイルにするのが基本ですが、ドレスの時のふんわりとしたアップとは違い、きっちりとしたヘアセットの「抱き合わせ」や「シニョン」にしたほうが雰囲気が出ます。
その際、後頭部にボリュームを出すとゴージャスな印象になるため、地毛の中に毛たぼと言われるクッションのようなものを入れるのが一般的です。
着物の時には若々しさや幼さよりも、大人っぽい落ち着いた雰囲気を狙ったほうがしっくりきます。髪飾りは、やや大ぶりのものをチョイスしてください。大きな髪飾りのほうが、ボリュームを出した髪型を引き立ててくれるのでおすすめです。
水商売の着物はきっちり着こなすのがベスト!
水商売の服装は、ドレスであればゴージャスなものが多いです。しかし着物の場合には少し違います。ただ派手で豪華であれば良いというものではありません。着物は正しく着付けないと、だらしない印象になりやすいです。
そのため基本に忠実に、きっちりと着物を着ることを念頭におきましょう。その上で帯や髪型、髪飾りといったところで、華やかさが出るように工夫をしていきます。メイクは眉をきりっと仕上げたほうが、和装には似合いますが、やりすぎにならないように注意してください。
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