どの職業にも売上が低下する閑散期がありますが、水商売にもこの閑散期は訪れます。それまで順調に売上を伸ばせていたのに、一気に売上が半分に下がってしまった！なんてこともあり得るのです。
でも、あらかじめこの閑散期の対処法を知っておけば、慌てずに対処できるはずです。ここでは、閑散期でも水商売で稼ぐための工夫や対処法について紹介していきます。
閑散期でも水商売で稼ぐ！工夫して売上げアップを目指そう！
一般的には２月と８月が飲食業や水商売の閑散期と言われ、二八（ニッパチ）という業界用語も存在しています。２月の場合は、クリスマスや年末年始のイベントなど、出費がかさむ時期の後ということもあり、お財布の紐が固くなっている人が多くなります。
８月の場合は、夏休みやお盆休みに入って家族と過ごす人が増えることから、客足が悪くなります。ただし、２月や８月に入ってから急に売上が下がるというより、１月、７月の中旬頃から徐々に影響が出始め、２月、８月を過ぎた３月、９月の中旬頃に売上が回復してくるようになります。
閑散期でも賢く稼ぐにはどんな働き方が良い？
閑散期に水商売で通常通り働こうとしても、お店によっては人件費を削減するために早上がり（短時間勤務）をお願いされたり、出勤日数を減らされてしまうこともあります。
お客さんからの指名が多く、お店の売上に貢献できるような人気のある人であれば、優先的に出勤させてもらえることはありますが、そうでない場合には通常通り働くのは難しいかもしれません。そんな時は、積極的にお客さんに営業して来店を促したり、普段はしない同伴やアフターも意識して誘ってみることで売上げアップを目指せます。
特にこの時期には、家族のいるお客さんよりも、独身のお客さんに営業をかけるほうが成功しやすいでしょう。ただし、あまり無理に営業するのは避けておいたほうが賢明です。
必死になっているのが伝わってしまうと、お客さんも良い気はしないでしょう。閑散期を過ぎた後の売上にも悪影響が出てしまうかもしれません。なるべく自然な形で来店を促すように意識しましょう。
お店側にやる気をアピールすることも大切！
積極的にお客さんに営業していくことも大切ですが、働くお店側にも自身のやる気をアピールしていくことが大切です。まだお客さんからの指名が安定しないような状態であれば、この時期に頑張って働いて成果を出すことで、お店側も良い評価を与えてくれることでしょう。
人は頑張る人を応援したくなるものです。出勤時間を守ったり、愚痴を言ったりすることなく、誠実に働いていくことで信頼も得られるでしょう。
閑散期に入る前から指名客を増やしておく！
水商売で働く人にとっては、お客さんとのこまめな連絡は欠かせないものですが、閑散期を見据えた上で指名客を増やし、こまめに連絡を取っておくことも有効です。少しでも増やすことができていれば、後はそれぞれのお客さんが来店する日をずらすことで、出勤日数を増やすことができます。働き始めた段階で、この繁盛期を意識するかしないかで、後々大きな差が生まれてくることでしょう。
閑散期には別のお店で働く方法もある
閑散期には、今のお店で働き続けても売上低下が避けられないこともあるかもしれません。そんな時には別のお店で働く、という選択肢もあります。水商売であればどのお店も閑散期は避けられないものですが、それでも店舗ごとにその差は違うものです。
例えば、新しくオープンしたばかりのお店や、働くキャストの人数が少ないお店、雑誌やテレビなどで取り上げられるような人物が在籍する人気店であれば、閑散期の影響を大きく受けずに働くことができるでしょう。
新しいお店で働く時の注意点
別のお店で働く際には体験入店をして、給与や客層、新規客の多さなど、詳細をしっかりと確認しておきましょう。スタッフやボーイの様子も、困った時に助けてくれそうか？キャストへの接し方はどうか？安心して働ける場所か？などとチェックすることも大切です。
新しいお店で働くとなると、今までとは勝手の違う部分もあって大変になることもあるかもしれません。でも、それを乗り越えることができれば、その経験を自信に変えて大きく成長することができるはずです。
まとめ
閑散期でも水商売で稼ぐための工夫や対処法について紹介しました。
積極的にお客さんに営業すること、お店側にやる気をアピールすること、思い切って違うお店で働くことで、売上アップを目指すことができます。無理な営業は避け、来店に繋がりそうなお客さんを選んで営業していくことも大切です。働くお店側やお客さんに真摯に向き合って取り組んで行きましょう。
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